なぜ行政が「観光」をやるのか?
キーワードは「マネタイズ」!
「稼いで」住民サービスに還元するために。
→「観光イベントはなぜするのか?」
→明日から「行列のできるお店」を生み出すため(何万人集まった!と喜んでも意味がない)リターンのある「投資」となっているのか?
「持続的なまちづくり」のために。
→「コミュニティ」の維持、賑わいの商店街、廃れないまちづくり
「ハード」の整備は民間では難しいから。
→たとえば、展望の良い山頂(地元では知られている名山?)をPR(日の出ツアー)しようとしても、まず「おもてなし」として「駐車場」「トイレ」を整備しないといけない。→「ネガティブイメージ」を持って帰らせない。
(その前に、視界が拓けるように木々の伐採を)
→次のステップとして「山小屋」のような施設整備(ハード)をし、土産物を販売したり飲食スペースを作ったりして「稼ぐ」。
※民間に「稼いでもらえる」環境作り(行政)→巡り巡って「税収」となる。
また、企業とコラボで新しい視点の観光メニューの開発。(名物の開拓)
広域観光客のシェアで「新しい観光」を見せ一極集中を避け「オーバーツーリズム」を避ける。
全国で猫も杓子も「観光立国(市町)」と言い出したのは「人口減」対策で目に見える分かりやすい施策だから。
それは次の「観光庁」の資料を基に語られる。
「移住定住」を増やすのは簡単でないから、人口減社会でも経済的に同等な価値を生み出す、という論法から。交流人口・関係人口を増やす⇒観光に力点。
定住人口の1人年間消費額=130万円
=外国人旅行者8人分(16万円×8人)
=国内宿泊旅行者23人分(6万円×23人)
=国内旅行者75人分(2万円×75人)