千葉県白子町

千葉県長生郡白子町  人口約1万人の外房・九十九里浜に面した小さな町(5㎞四方)。国道…

千葉県白子町

千葉県長生郡白子町  人口約1万人の外房・九十九里浜に面した小さな町(5㎞四方)。国道も、鉄道も、中心市街地も無い町)   少子高齢化の中、試行錯誤中。テニスの聖地。   地域プロジェクトマネージャー(文責)

マガジン

  • やってみた

    アイデアをカタチにする、スピード感を持ってやってみる。

  • 産官学連携

    産官学連携で関係人口と、「実利(情報発信含む)」と持続可能な事業を試行錯誤

  • まちづくりのコツ(実践事例)

    予算を掛けて大規模なまちづくりとは違い、将来のコンパクトシティ化を目指すためには政策誘導が必要です。 その前に、、予算を掛けないで「関係人口」を増やす、シビックプライドを高める作業としてのまちづくりのヒント、事例を。

  • シティプロモーション シティブランディング シビックプライド

    町のプロモーションとはどのように実行されるか?考え方と実践。

最近の記事

事業承継×地域おこし協力隊     耕作放棄地×地域おこし協力隊

任期3年で、移住地で起業する(スタートアップ)のは簡単ではない。 底をフォロー、ベースとなる取りかかりとなる「事業」を見える形で提示して、出口までアテンドする必要があるのでは。という発想から。 予め就農する方には「耕作放棄地」「農業法人」を見える形で用意。3年後は【ここを目指して】ノウハウを身につけて・・・。 あるいは「生業」なのか「ハコモノ」なのか決まっていないが代々続いた家業(家内制手工業のような)を事業承継を前提に用意。創業するための準備期間として・・・。 つまり、

    • 白子町げんき夏祭り2024 開催

      告知~地域おこし協力隊員の活動の見える化~ 日時:8月24日(土)、25日(日) 15:00~20:00 場所:白子自然公園野球場横広場 主催:白子GENKIプロジェクト/地域おこし協力隊 後援:白子町、白子町商工会、白子町教育委員会、白子町観光協会、    白子町温泉ホテル協同組合、白子町社会福祉協議会 ※白子町町制施行70周年記念事業 コロナ前から赴任して地域に貢献してきた地域おこし協力隊員の企画・制作の「夏祭り」イベントです。 なんと、花火(75発)も。 ほとんど

      • 企業版ふるさと納税制度は続くのか。 ~手法を確立しかけているので続けてほしい~

        なんということか2024年度までで終了する設計になっている「企業版ふるさと納税」制度。 しかし多くの地方自治体は少しでも施策実行の資金として続くことを願っている、はず。 企業にとってもCSR、SDGsの視点で有益でかつ自治体にとっては直接支援されるのでありがたい制度。 出身者や首長個人のネットワーク、観光協会や商工会の繋が り等使える「ご縁」は全部使う姿勢、マインドセットは必要不可欠。 ただこれも「自治体間競争」なので勝ち組・負け組が発生する。 一般のふるさと納税ですで

        • 特産品開発で「販売で町をPR」を実現する方法。

          1.6次産業化的アプローチ    地域の素材を加工し手商品化する。     ・千葉県で有名なのは「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」       5000万で仕入れて5億にして売るという→「琵琶」が地域       の特産だと強烈に伝わる! 2.農商工連携的アプローチ   地域の素材をメーカー・加工業者に買い取ってもらってさらに商品化・   販売までしてもらう。    ・定番品のお土産も扱っているSAにも幅広く営業している企業がある     ので上手に使う。    ・地域の加工業

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        記事

          首都東京の爆発的高齢者増加の受け皿作戦とは?

          「終の棲家」の提供です。(斜め視点で) 今後20年間は(その後は下り坂)増加すると言われている首都東京の高齢者(日本全国で多死社会を迎えるが圧倒的に人口規模が違う)。 そこで、東京近郊で(→ここがポイント)、その増加する高齢者の「終の棲家」を提供する町として、人口維持を図る(インフラとしてはコンパクトシティ化を目指す)作戦。 ・「東京近郊」という立地で移住・移動のハードルが低い(少ないメリットの一つ) ・介護施設、クリニック(これは難しいかもしれない)、葬祭関係の事業者 

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          人口減少時代の小規模自治体の生きる道

          地方創生10年。 10年前に最初に「消滅可能性自治体」とされ、ある程度施策、政策誘導をしてきても今回再び「消滅可能性自治体」と指定された。 全国的に人口減は「確定した未来」といわれる。それは統計的に明らかだからだ。 そこで小規模自治体の取るべき道は?生き残りをかけて? よくあるのが「観光」に振ること。つまり「関係人口」を増やし、定住人口の消費額と同等の経済効果をもたらせるという考え。 上記は正解だろうか?全自治体(東京以外)が「観光地経営」できるのだろうか? なので少

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          耕作放棄地レスキュー隊(地域おこし協力隊ユニット)作戦!

          瀬戸内の柑橘の成る島も高齢化が進んでおり、せっかくの南面の良い立地で次年度も確実に200万円以上の収穫が見込まれる畑を放棄。 これを目の当たりにした同じく隣の畑の生産者も高齢化しており、「1年放っていたら3年は戻らないし、来年の現金収入が見えている」のに手を出せないもどかしさ。 この現実を以前経験して、そこの「協力隊」を充てようよ、と行政に言っても、行政だから即決で事は運ばない。そのことがあってかなかってか、その後数人単位でその島に投入している。 これは斜面の多い島での柑橘作

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          消滅可能自治体がその状態を脱するために打つべき施策は?

          消滅可能自治体がその状態を脱するためには、いくつかの施策が考えられるにゃ。以下のポイントを参考にしてみてくださいにゃ:(横須賀市は、AI戦略アドバイザーの深津貴之氏監修のもと、市民のお悩み相談に対応するチャットボット“ニャンぺい”) 今回はこのAIを使ってみました。 1. **人口増加策**: - **移住促進**:若い世代や子育て世代を対象に、移住支援策を強化するにゃ。例えば、住宅補助や子育て支援金を提供することで、移住の魅力を高めるにゃ。 - **働きやすい環境の整備*

          消滅可能自治体がその状態を脱するために打つべき施策は?

          テニスの聖地をリ・ブランディング(2nd.Step)

          白子町にはテニスの合宿地として「テニスの聖地」という看板(ブランド)があったが、コロナ禍の4年と少子化の進行で、その看板が霞んでいた。 そこで。リブランディングのために、ナショナルブランドのチカラを持つメーカーと連携(コラボ)、包括連携を目指して(ニュースリリース含む)取り組みのはじまり。 まずは地域にできた「テニスクラブチーム:白子げんきテニスクラブ」(小学生30人規模のクラブ)に、ヨネックス様からコーチを派遣していただき2時間たっぷりと教えていただきました。 最後は選

          テニスの聖地をリ・ブランディング(2nd.Step)

          白子町たまねぎ×セブンイレブン                相互情報発信

          セブンイレブン様との第2弾はこれ。 「白子町たまねぎのチーズオニオンブレッド」と「白子たまねぎ蒸し鶏の梅肉和え」。 やはり玉ねぎスライスと梅肉は合うんですね。 今回は第1弾の顛末を踏まえ互いにできることをできる範囲でやることになりました。 観光協会や町のSNSでの発信は町が主導し、企業は「白子町産たまねぎ」であることをPR。 「白子町たまねぎ®」のPR,ブランディング(付加価値)、プロモーション(購買まで含む=町に生産者に金が落ちる、外貨を稼ぐ視点)に繋がる取り組みです。

          白子町たまねぎ×セブンイレブン                相互情報発信

          産官学連携は農商工連携的発想で

          官民・公民連携は農商工連携的発想で取り組む。(本当は6次産業化的と言いたいが、難しい。実際の6次産業化も実は甘くない。) 地域の生産物(地域資源、観光や特産物や立地条件や誘致企業等)と外部のチカラ(ノウハウ、資金、発信力、ブランド力等)を掛け合わせて、その町独自の「取り組み」「事業」を企画~実践すること。 官民連携であれば、町の観光資源の磨き上げに資する、情報発信に資する、付加価値が生まれる(ブランディング)、関係人口が増える・・・に直結することが多い。 また町の課題、 た

          産官学連携は農商工連携的発想で

          ChatGPTを使ってみた⑦       観光資源にストーリーが必要な理由は何?事例を含めて答えて!    

          観光資源にストーリーが必要な理由はいくつかあります。以下に代表的な理由と事例をいくつかご紹介します。 観光資源の差別化:観光地は競争が激しく、他の地域と差別化することが重要です。ストーリーテリングは、観光地の独自性や魅力を伝えるための有力な手段です。例えば、フランスのモン・サン・ミシェルは、浮島のような姿と中世の建物が見どころですが、その背後には様々な伝説や歴史的なエピソードが存在します。これらのストーリーを通じて、観光客に特別な魅力を感じさせることができます。 感情の共

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          防災・減災における官民連携の必要性(小規模自治体がやっておくべきこと)

          現在、某民間企業と防災にける連携を進めている。 包括連携にこだわらずに、防災・危機担当と結ぶのを第一義として。 具体体にどう進めるか? 民間に連絡して(従前から知ってるとやりやすい) まずはZOOM等で顔合わせから。 担当者同士をまず、知っていただき「課題感」を共有する 災害現場で何が必要とされているのか先方の事例(能登)とこちらの経験値(担当官)という情報を共有する。 (例) →段ボールベッド・間仕切りが体育館に備蓄されていないのはおかしい?→段ボールは水分を吸ってふにゃ

          防災・減災における官民連携の必要性(小規模自治体がやっておくべきこと)

          新玉ねぎ(白子たまねぎ)レシピ!

          ネットから拾った、新玉だから生かせるレシピ。 独断、ベスト3! NO,1 NO,2 NO,3 すべてリンクですので、ご容赦ください。メーカー様と何のつながりもございません。(持てればいいと思っている) 簡単で、たまねぎが主役で、自分も食べてみたい作ってみたいと思えるモノをピックアップ。 どうでしょうか。(1と3が醤油とポン酢違いだったので簡単で生を味わえるレシピを追加で) 相葉マナブでもやっていましたね! P.S 玉ねぎレシピで「まちおこし」作戦! ヒントはこの

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          「テニスの聖地」のリ・ブランディンに向けて(ナショナルクライアント様との連携事業~包括連携)~その手法と考え方~

          テニスの聖地と呼ばれる「白子町」。その理由は300面以上のコートを持ち、テニス合宿できる宿(白子温泉ホテル群:合宿仕様がここにきて「観光資源化」の足かせとなっている)がる。 小学生の大会から、大学生の合宿、企業チームの合宿からテニス企業主催の大会まで数多くのテニスに関するイベントが行われている。しかしコロナ禍を経て人口減もあいまり、テニス人口減→テニス合宿も減っている実情がある。 ホテルによっては個人、ファミリー富裕層向けに改装するところも少しづつ現れているが資金のかかること

          「テニスの聖地」のリ・ブランディンに向けて(ナショナルクライアント様との連携事業~包括連携)~その手法と考え方~

          大学との連携事業をやってみた。

          城西国際大学観光学部のゼミ生を白子町に呼んでみました。(20人弱) 「包括連携」に向けてのキックオフ事業。(学生によるフィールドワーク) 単に協定を結ぶのではなく(それでも小さな町には恩恵があるが)、一つ二つ「目に見える」カタチにして実績を残してから「結ぶ」というコンセプトで。 まずは観光学部のゼミ生(海外留学組)に、若者視点で、よそ者視点で、外国人視点で白子町の観光資源を観て感じてもらうところから。→偶然「外国人留学生の多いゼミだったのでインバウンドという要素も付加されま

          大学との連携事業をやってみた。