観光政策はいろんな角度から。
観光の裾野
観光産業の裾野は1次産業から3次産業まで幅広。
また違う意味で、観光業界はその切り口によって多様なジャンルにわたり観光資源化とすることができる、という意味において幅が広い。
たとえば。
先日ZOOM参加した観光に関する支援・補助・施策・事例等の取組みについては以下の2分野でしたが、専門的にアンテナを張っていなければ「文化庁」「環境省」ってすぐには出てこない。
・地域と文化の未来をつくる文化観光 by 文化庁
・第8回全国温泉地サミット及び第6回チーム・新湯治全国大会 by 環境省
観光に関する支援・補助金は観光庁・国交省・総務省ばかりだけではなく、いろんな省庁からも。補助金を取りに行く、ということではなく、そういう分野も「観光に含む」という理解と気づきのほうが大事。
スポーツツーリズムならスポーツ庁。
農水省は食と農と観光(6次産業化と観光)。民間企業主催もある。
教育ならば教育旅行(MICE)分野。(探求の時間と教育旅行の取り合わせ)→おすすめは「横浜市」、旅マエ・旅ナカ・旅アト(予習・授業・復習)がよくできている!
観光スポットが無いと嘆くのではなく広く「ツーリズム」や「分野ごとのセグメント」を考えると新しい発想や切り口も生まれるはず。
いろんな施策が考えられるが、滅多矢鱈に実施すればいいとは限らない。
なりたい「イメージ」(KGI)に向かって戦略的に政策・イベント・メディアプランを練るべき。
方法論は無限にあるとして(制限は予算だが、それさえもアイデア次第)、効果的に打つ方がよい。行政の場合、人員が入れ替わるのでここら辺が逆に弱い部分。裏を返せば「ノビシロ」部分でもある。